心情語 情景描写
👉物語文では、情景(空・天気・部屋・持ち物・動作など)が登場人物の心を映す。
| 情景 | 心情 | 模範解答となる一文 |
|---|---|---|
| 部屋の隅でドライフラワーが枯れている | 心身ともに疲れ、やる気が失われている | 枯れた花を見て、心身ともに疲れ果て、何ごとにもやる気が起きないように感じている。 |
| 窓の外は大雨で激しい雷が落ちた | 心境の大きな変化・決意(転機)を迎えている | 激しい雷が落ちる光景を見て、心の中で決意が固まり、「いじめをやめよう」と思い立った。 |
| 開成の青空が広がっている | 悩みや迷いが晴れ、すっきりと前を向いている | 澄みわたる青空を見上げ、これまでの悩みが晴れ、すっきりとした気持ちで新たな一歩を踏み出そうとしている。 |
| 汗でよれたハチマキ | 苦戦しながらも全力を出し切った誇らしさ | 汗でよれたハチマキを見て、苦しい中でも最後まで戦い抜いた自分を少し誇らしく感じている。 |
| 空欄のまま残った寄せ書き | 本当は書いてほしかった寂しさ・やるせなさ | 空欄の寄せ書きを見て、自分が忘れられたようで寂しく、胸の奥がやるせない思いでいっぱいになっている。 |
| 重い足取り | 家に帰りたくない、叱られたくない気持ち | 重い足取りで歩きながら、家に帰るのがいやで、叱られるのが怖いという思いでいっぱいになっている。 |
| 破れた手紙が机の上に広がっている | 後悔・言えなかった本音の重さ | 破れた手紙を見て、伝えられなかった言葉を悔やみ、胸が締めつけられる思いをしている。 |
| 窓辺に置かれた古い写真(顔がかすれている) | 過去への郷愁・反省・自責 | かすれた写真を見つめ、過去の自分や相手を思い出して胸が痛むように感じている。 |
| 朝焼けが鮮やかに広がる空 | 希望・新たな決意・前向きさ | 朝焼けを見て、新しい一日への期待と決意が胸にわき上がっている。 |
| 静かな夜、街灯だけがぽつんと光っている | 孤独だが内省的・心を整えている | 静かな夜の街灯を見つめ、心の奥で自分と向き合っているように思える。 |
| こわれた鏡に映る自分の歪んだ顔 | 自己嫌悪・自分を受け入れられない気持ち | 割れた鏡に映る自分を見て、自分の未熟さや醜さを強く意識している。 |
| 時計の針が止まっている | 時間が止まったような喪失感・現実逃避 | 止まった時計を見て、時間だけが過ぎていかないような徒労感にとらわれている。 |
| 庭に散る落ち葉 | もののあはれ・別れの感覚・季節の移ろい | 散る落ち葉を見て、過ぎ去る日々と自分の変化をしみじみと思っている。 |
| 窓に映る自分の小さな姿 | 自己観察・自意識の高まり・不安 | 窓に映る自分を見て、自分は何者なのかと不安と自覚が入り混じっている。 |
| 雨上がりの濡れた靴跡だけが残る道 | 後悔と前に進めない心・孤独な決意 | 濡れた靴跡を見て、帰る場所を失ったような寂しさと、それでも歩き続けようとする決意を感じている。 |
| 壊れたおもちゃ(子どもの笑い声が過去のもの) | 失われた無邪気さへの哀惜・成長の痛み | 壊れたおもちゃを見て、もう戻れない日々への哀惜を感じている。 |
| 暗い部屋に差し込む一筋の光 | わずかな希望・救いへの期待 | 暗がりの中の一筋の光を見て、まだ希望は消えていないと感じている。 |
| 誰かの笑い声が遠くで聞こえる | 疎外感と羨望・心の距離を感じる | 遠くの笑い声を聞き、そこに自分が入れないことを切なく思っている。 |